花瓶─狂気の恋─


「な、何でですか?私はこんなに先輩の事を想っているのに....麻紀先輩達のイジメを耐える程に先輩の事が好きだったのに。何でですか?教えてください。何でですか!?」


あまりの事に真帆はすっかり演技を解いていた。そんな必死な真帆に対して、悠雅は凄い申し訳なさそうな表情を見せた。


「真帆ちゃんには凄い助けて貰った。千紗がいなくなってしまった時も...今回も僕を気遣ってくれた上での行動って分かった。真帆ちゃんが僕に対してどれ程想ってくれているのか....凄い理解した...」


「だ、だったら」


「真帆ちゃん。そんな君にだから僕は告白する。千紗とは長い付き合いだったから、関係が崩れるから言いたくなかった。だけど、真帆ちゃんになら言える。ここまで僕を想ってくれて、告白してくれた君にだからこそ僕の秘密を教えてあげられる。」


悠雅の秘密、真帆が知らない悠雅の心。予想がつかなかったが、真帆の感覚が聞いてはならないと叫んでいた。だが、阻止が出来ない。聞かないと納得すら出来ないからだ。


「僕は....バイセクシュアルなんだ....」


「バイ....セクシュアル....?」


「簡単に言えば異性でも同性でも関係なく好きになるってことなんだ...そして、僕は同性に対する意識の方が強い。真帆ちゃんと話してたりして、緊張したりドキッとした時もあった。