花瓶─狂気の恋─


....でも後々になっておかしいって思ったんだ。真帆ちゃん言ってることおかしかったよ。
僕と話すのが嫌いなら幼馴染の千紗じゃなくて、他の先輩と仲良くなればいいし、第一部活をやめればそれで済む。」


悠雅は堂々と言っているがそれは当たり前の事。全ては真帆....ではなく雫のプランの計算なのだ。


「あの時、真帆ちゃんは僕にイジメの事を悟られたくなかったから突き放したんじゃないかって思った。もし違ってたらごめん...だけど、今まで真帆ちゃんと話したりしてて、そんなことを言う子じゃないって思ったんだ。
今度こそ....本音を聞かせて貰えないかな?」


凄い....全部プラン通り...雫、あんた本当に凄い!


真帆は雫と電話をした時のことを思い出した。当初の自分のプランにダメ出しをされた時の事を。