そして真帆はスマホを取り出すと、イヤホンから聞こえる幸せの声を録音した。 これで何度でも聞ける....先輩がいつまでも私のそばにいるみたい...御守りの中の盗聴器の性能だとこれくらいの範囲が限度だけれど、今の私には十分。今度は夜中、先輩が寝ている時にもう一回撮りに来ますね。 先輩は私だけのもの....そうなる運命...ジャマモノハユルサナイ.... 真帆は自分の殺意と身体の火照りを抑えるため、急いで家に帰って行った。