やっぱり僕たちへの視線は 厳しいものばかりだったけど ひとまず僕たちは それを各々の胸の中にしまい込んだ。 陶太「真山くん 少し寄り道してもいいかな?」 真山「どこへ行く?」 陶太「藤沢キャンパスへ行きたいんだ。」 真山「何で?」 陶太「自分の目で確かめたい事がある。」 真山くんは少し不機嫌な表情を 浮かべながらも着いてきてくれた。