放課後、体育館へ行くと 案の定、高杉は来ていなかった。 陶太「僕、高杉の事探してくるよ。」 昴「探さなくていい!」 陶太「でも‥」 昴「やる気のねぇ奴は 練習に参加しなくていい。 今のあいつが練習に参加したって 足を引っ張るだけだ。 さっさと始めるぞ。」 陶太は渋々、体育倉庫から バスケットボールを取り出し 俺たちに手渡した。 昴「まずはドリブルからだ。 1人100回ずつ‥」