彼がいなくなると私は いつものように春川に電話をかける。 オーナー「おかえりですか?」 花恋「ええ。今日の分のお金を。」 オーナー「先程、春川様より 頂戴致しました。表でお待ちですよ。」 花恋「そう。」 ーガチャ 春川「おかえりなさいませ。」 春川の車に乗り込むといつも通り フカフカのシートが私の事を包み込む。 明日の12時。 百合ケ丘駅の時計台広場。 確かに彼はそう言った。 それはデートのお誘いなのかしら?