花恋「崎本さんもご一緒に どうかしら?」 遼「いや、俺は...」 春川「同じ場所へ行くのです。 お乗り下さい。」 色んな事を考えるのが面倒になって 俺は花恋と共に車に乗り込む。 店に着くとドアを開け 執事は俺に向かって頭を下げた。 何を考えているのか さっぱり分からない。 いつも通りの席でいつも通り 花恋と話をする。 今日はずっと、あの ぬいぐるみの話ばかりだ。 そのくらい花恋は夢中になっていた。