春川「お嬢様。少し寄り道 致しませんか?」 花恋「寄り道?」 春川「ええ。プレゼントして 頂いたお礼をさせて下さい。」 花恋「それじゃプレゼントの 意味がないじゃない。 今日は疲れてしまったの。 お礼はいらないから屋敷へ戻って。」 春川「かしこまりました。」 信号で止まる度に何度も何度も 助手席を見た。 お嬢様の優しさがこもったプレゼント。 また1つ、私の宝物が増えた。