風呂から出た俺は 数少ない私服が閉まってある クローゼットの扉を開けた。 このクローゼットを開けるのは いつぶりだろう。 支度を済ませ待ち合わせ場所へ行くと 今日は彼女が俺の事を待っていた。 遼「待たせて悪い。」 花恋「私が早く着きすぎたのよ。」 遼「で、今日は何食べたい?」 花恋「あれっ!」 彼女は大通りを挟んだ 向かい側にある見慣れた店を指指した。