もう一度。

その子は私の言った仕事をしに立ち上がった。


それから、何も喋らなくなってしまった。


もっと、雰囲気だけでも良くできないかな。


皐月のところはみんなが一生懸命にやってて、楽しそう。


隣の芝生が青く見えるってこのことね。


もう雰囲気がどうであれ、今はやるしかないんだ。


もっと、頑張らなきゃ。




今日も下校時間ギリギリまで作業を続けた。


女子が着る予定のアリスのエプロンを全て終わらせることが出来た。


あとは、アリスのワンピース。


けど、男子が着る時計ウサギは何一つ進んでいなかった。


何度も型紙を作っているのに、どれもダメ。


そろそろ、本当に疲れてきた。


帰り、皐月の方が先に終わっていたので、玄関で待っていると連絡が入っていた。


早く片付けを済ませて、私は玄関まで急いだ。


その間、私は疲労か寝不足でフラフラになっていた。


けど、皐月には心配をかけたくない。