もう一度。

けど、


「上手く描けないかも、しれないよ?」


「いや、どんなの描こうと日和は上手いよ!」


そこまで言われたら、


「うん。いつか皐月君のこと絵にする」


「よろしく!あ、1時間目ってなに?」


「え?えと、確かげんだ………」


キーンコーンカーンコーン………ッ


「やべ、席戻んなきゃ。また、時間あったら話そ」


「う、うん!」


また、皐月君と話せるんだ。


嬉しいなぁ。




退屈な現代文の授業が終わったあと、皐月君はすぐに私のところまで来てくれた。


「ねぇ、日和って誕生日いつ?」


「今週の土曜だよ」


「まじで?!もうすぐじゃん!」