セシルを抱きかかえ、ベッドに寝かせる。その顔を見た。 何の罪もないのに、サーペンディスになって俺の弟子に。こいつは何かしらに振り回される性質なんだろう。 俺は一息吐くと机の上の読みかけの本を持って、部屋を後にした。