傷を負った少女

「……!!!はあっ……はあっ……」

思い出した……

私はあの日、北川先生が死体のそばにいたんだ……

夏衣くんの面倒を見に行こうとしてたんだ……

「まあ、見られていたんだ。君を、殺す」

「……っ!」

殺されるっ……

だけど、ここで助けを呼べばっ……

みんなを呼べばっ……

みんなが怪我するっ……

みんなを傷つけたくないっ……

傷つけたくないよっ……