「じゃっ、次はメイクね!」




一つづつ丁寧に教えてもらいながら梨奈ちゃんのメイク道具を使って自分でメイクを教えてもらうことにした。




「まずは、化粧下地をして〜……」




何1つメイクの仕方がわからない私に梨奈ちゃんは優しく教えてくれた。




「アイシャドウはまぶたにぬるの!グラデーションにして手でぼかしてあげると綺麗に見えるよ!」




「わっ、ほんとだ」




「チークは頬にぬるの!血色が良く見えるから絶対ぬったほうがいい!それに可愛く見えるし!」




いろいろ教えてもらい完成した。




「どう……?麗香」




「可愛い!!いつも可愛いけどいつも以上に美羽可愛いよ!?」




「ほんと?よかった!!」




ナチュラルな感じにメイクをした。




これぐらいなら学校にしてっても大丈夫らしい。




「美羽ちゃん美羽ちゃん!梨奈ね、メイク道具間違えて同じの買っちゃって余ってるのとか何個もあるんだけど、いる??」




「え、くれるの??」




「うん!あげるよ!!1回も使ってないし、同じの2つ持ってても使い道ないからさ」




「ありがとう!!」




結構同じの買っちゃってるみたいですごい量のメイク道具をもらった。




ポーチまでくれた。




梨奈ちゃんにせっかく教えてもらったんだからこれから外に出る時は毎日メイクするようにしよう…。




「あと、麗香ちゃんこれあげる!」




「髪飾り…?え、いいの?」




「うん!梨奈が買い物してたら麗香ちゃんに似合いそうな髪飾り見つけちゃって、つい買っちゃった!」




「えっ…、わざわざ買ってくれたの??梨奈ちゃんありがとう!!」




「いいよ!麗香ちゃんストレートで綺麗な黒髪ロングで絶対似合うなあって思ったの!」




麗香も何かもらったようだった。




梨奈ちゃん大人っぽいし、可愛いしすごいなあ……。