また麗香に迷惑かけちゃったな…。




私がもっとしっかりしないと…!




「麗香、ありがとう!後は私がやるから置いておいて」




「あ、いいよ?毎日大変だろうし」




やっぱり優しいなあ…。




麗香が優しいからつい甘えちゃうんだよね。




「ほら、ちゃんと髪をタオルでふいて!?風邪引くよ?」




「わかった」




結局麗香が私の髪をタオルドライして、ドライヤーまでかけてくれた。




「本当、私麗香に頼りすぎてるよ…」




小声でつぶやいた。




ドライヤーかけてる音で麗香には聞かれなかった。




「麗香いつもありがとう、ほんとすき」




「いいんだよ?急に1人で何でもするなんて無理なんだから、美羽はそんなに自分追い込まないで」




「うん……」




「少しづつでいいんだよ?」




「少しづつ……か…ぁ……」




考え事して疲れてそのままソファーで寝ちゃうなんて私相当無理してたのかな。




空回りしてたのかな。




結局無理して頼るなら初めから少しづつ頼りながらも頑張った方がいいよね。




次からそうしよう。




「少しづつまた頑張ってみる、麗香もサポートしてくれる?」




「するよ!!美羽のためなら出来ること全部する!」




「ありがとう!」