体育の授業は、外で体育祭の練習をした。
みんな出る競技に分かれて、練習をする事になった。
1000mリレーの私は、みんなでバトンを渡す練習をした。
これがまた、意外に難しくて…。
バトンを渡す側に比べて、渡される側は貰う前にゆっくりめに前に小走りしながら貰うのだ。
その加減が難しくて…
なかなか息が合わないと渡せずに前に走りすぎてしまう。
それに、渡した相手が手に持ってるか確認してから手を離さないと、その場にバトンを落として拾う時間が増える分、遅くなってしまう。
私達はひたすら渡す練習した。
初めは上手く渡せなくてみんなうずうずしてたけど、
しばらくすると、だいぶみんなタイミングが分かってきたのか、上手く渡せるようになってきた!
みんな足も早いし、これなら1位狙えるかもしれない!
と、みんな意気込んでいた。
それぞれの競技練習を終えた。
今度は、応援合戦の練習をするみたいで、2年生と3年生も一緒にした。
体育祭は、団体に分かれて競い合うんだけど…。
私達の団体は黄色団、他には赤、青、緑の合計4つの団がある。
この団体は抽選で決められている。
応援合戦は、ダンスを披露する。
審査員は先生達。
最後の体育祭になる3年生が後輩を引っ張って、ダンスを教えて練習をする。
私達は必死になって、先輩を見ながら体を動かしダンスを覚えた。
先輩達が考えたダンスはなかなか難しくて、絶対筋肉痛になるだろっていうぐらい頑張った。