麗香と話してるとあっという間に学校についた。




「おはよう樋口くん!!はい、飴ちゃん!」といつものように飴を渡す。




「ありがと、お母さんと話せた?どうだった?」と樋口くんが私に聞きながら飴の袋を開けて口に放り込む。




「話せた!お母さんがね、お父さん戻ってきてもいいって!ていうか、本当は離婚してなかったみたい、今日会いに行ってくるって言ってた!」




「よかった…」っと樋口くんがほっとした顔を見せた。




「樋口くんありがとね!!」




「いいよこれくらい、早くお父さん家に帰ってくるといいな」




「うん!!」