この手をぎゅっと、離さないでね?




当時はリビングでゲームしたり、工作をして遊んでた。

でも高校生になった今は、当時はなかった洋くん専用の部屋があるわけで。



洋くんのあとについて、まだ足を踏み入れたことのない2階へあがった。

2階には4つドアがあるから、洋くんと洋くんのお姉ちゃん、お父さんとお母さんの部屋がそれぞれあるんだろうな。



「散らかってるけど…」



ちょっとドキドキしながら洋くんの部屋に入ると…。



「あ……うん。ほんと散らかってるね…」



ちょっと!

足の踏み場がないじゃないかっ!