「あ…」

思わず、私の口から声が漏れる。

部長は構わず、私の肌を優しく撫でまわす。

それを抗えない私は、部長にされるがまま。

火照った肌は、部長を求めて羞恥心を忘れる。

シャワーで泡を流して、そのまま部長と繋がってひとつになった。

初めて達した私は、立てなくなり、その場にへたり込んでしまった。



部長は、大丈夫と言う私の制止にも構わず、私の体をバスタオルで拭いていく。

「暁里、立てる?」

私は、部長に支えられて立ち上がると、今頃になって羞恥心が蘇ってきた。

「あの…
大丈夫です…」

私は、手早く…とはいかなかったが、着替えを済ませてリビングに戻った。

「朝食が届いてるよ。
食べよう」