Black Cherry ~にゃんこな彼女は一筋縄では捕まらない~



「菜々子!すぐ籍を入れよう!式とかは落ち着いたらでいいから!あれ、つわりとか大丈夫なのか!?無理してないか?」

喜びようと、認識からの慌てよう。
イケメンの彼が珍しく顔も行動もバタバタしている。

可笑しくなって、クスクス笑ってしまう。

「大丈夫よ。母もつわりは軽かったらしくて、私もそうみたい。少し眠くなるだけよ」

そう答えれば、ホッとしたのか少し落ち着いた啓輔さん。

「あ、これ嵌めていい?」


「お願いします」


こんなバタバタになったけれど、私たちは七夕の願いごとにカッコつけてお互いに大切な話をして。



翌週の私の誕生日、私は清水菜々子になりました。



Fin