仁「この時間がずっと続いて欲しい。 でも、打ち合わせがある。 今日の帰りは一緒に帰ろう。」 葵「はい。」 部長は非常階段の扉を開け出て行った。 ーバタン 私も少し間を置いてから 廊下へと出る。 廊下で他部署の人と話をする人は いつも通りの部長だった。 さっきまで私に何度もキスを していた人とは思えない。 あの部長が。...私の恋人なんだ。