無事にコンペを終えた私は 何だかとても晴れやかな気持ちだった。 正直に言うと私たちの企画が 通らないはずがないと思っていた。 だって、レベルが違ったから。 部長の本気を見た気がした。 部長の優しさの塊のような企画だった。 この企画が通らないはずがない。 葵「私、この企画が通ったら 沢山沢山、宣伝します。」