気持ち良さそうに眠ってるんだもん。


どうしよっかなぁ。


……私も寝たくなってきた。


先生の隣のベッド空いてるし、寝ちゃえっ!


ということで、謎のおやすみタイム。


目を閉じようとしたとき。


「おい」


低い声で言われてビクッと肩が跳ね上がる。


恐る恐る視線を清水先生に向けると、バッチリ目を開けてこっちを見ていた。


「何寝ようとしてんだ。終わったんならさっさと見せろ」


ムクッと体を起こしてボタンを律儀に一番上まで留める先生。


「……先生は寝てたクセに」


ベッドから抜け出し、文句を言いながら机にワークを取りに行く。


「あ。俺に見とれてたろ」


っ!!!