セクハラドS教師なんか好きになるわけない!!!

「…ホントに恭の妹かよ。恭はあんなに勉強できんのに」


……。


お兄ちゃんはお兄ちゃん。


私は私。


蓮井家じゃ勉強できるお兄ちゃんの方が少数派。


異端児。


ということでノープログレム。


「じゃあちゃんと説明するから俺の話しっかり聞いとけよ?」


「はぁい」


丁寧に説明して、ときどき私に理解してるか訊ねてくれる清水先生だけど……。


だめだ。


呪文のような数字を聞いてたら眠たくなってき─。


パコンっ


「寝るな」


「私のノートで叩たくな」


それだけ言い返して夢の世界へ旅立つ。


「……お前。俺の前で寝るとはいい度胸だな」