セクハラドS教師なんか好きになるわけない!!!

二人で廊下に出て、山下先生の半歩後ろ陣取る。


「山下先生、お兄ちゃんの何がいいんですか?性格悪いのに」


「性格悪くなんてないよ。優しいよ。私のことを一番に考えてくれるしね」


……妹の扱いはぞんざいなクセに彼女にはいい顔しちゃって。


私にも優しくしてよね。


「いつから付き合ってるんですか?」


「…妹にこういうこと言うのも変だけど、恭って結構手が早いの。だから、最初はお互い告白なんてしてない関係だった。それを含めると3年くらいかなぁ」


……お兄ちゃん、ダメじゃん。


手が早いとか。


「私の話は終わりっ。〝先生〟と〝生徒〟の話をしよう」


お兄ちゃんの聞きたくない情報まで洩らしておいて、突然照れ始めた先生。