セクハラドS教師なんか好きになるわけない!!!

少し言い出しづらいから、我慢することにする。


しばらくしても治らなかったら助けを求めればいい。


「じゃ、運転手さんよろしくお願いします」


先生が頭を下げると、バスはゆっくりと出発した。


「今日の飯ごう炊飯で郁斗と須藤、二人きりにさせてやろうよ」


出発から10分くらい経ったころ、不意に勝地くんが耳元で囁いた。


「どうやって?」


私も小声で返す。


「俺が心友ちゃんのこと呼び出すからさ。まるで告白みたいな雰囲気で」


「いいね。それで私たちが抜けて、二人きりか」


絶対梨奈喜ぶだろうなぁ。