私まで元気になっちゃう。
「今さ、郁斗と須藤がいい感じで話してるんだよなぁ♪」
わかりやすくニヤニヤして少し遠くにいる二人に目を向ける勝地くん。
「進展しちゃったりして?まーでも郁斗は恋愛下手だし、無理か」
私が黙ってても勝手に喋っててくれるから間が持って楽。
バス移動も辛くなさそうだなーって内心思ってる。
「ねぇねぇ、南原くんは?まだ来てないの?」
「あぁ。あいつ熱」
……はい?
ね、熱?
「風邪引いたんじゃね?」
えーー!
今6月ですけど!?
風邪!?
このタイミングで!?
「今さ、郁斗と須藤がいい感じで話してるんだよなぁ♪」
わかりやすくニヤニヤして少し遠くにいる二人に目を向ける勝地くん。
「進展しちゃったりして?まーでも郁斗は恋愛下手だし、無理か」
私が黙ってても勝手に喋っててくれるから間が持って楽。
バス移動も辛くなさそうだなーって内心思ってる。
「ねぇねぇ、南原くんは?まだ来てないの?」
「あぁ。あいつ熱」
……はい?
ね、熱?
「風邪引いたんじゃね?」
えーー!
今6月ですけど!?
風邪!?
このタイミングで!?