セクハラドS教師なんか好きになるわけない!!!

「あの…やってません……」


声が震えそうになるのを堪えて、ようやくその一言を言う。


「はぁー。お前はよく宿題を忘れるなー。簡単だからやってみ」


窓に寄りかかって黒板を見つめる先生。


普通のトーン。


普通の会話。


よかった…。


怒ってないのかな…。


ほっとしながらチョークを持ち、黒板に式を書いていく。


先生の視線を感じて、集中なんかできなかった。


「あれ…?」


できない。


何が違うんだろ…。


「符号が違うけど他はあってる。まぁOKってことにしといてやる」