セクハラドS教師なんか好きになるわけない!!!

「……どこの問題ですか…」


ノートを持って黒板の前に行き、私のすぐ左に立つ先生にたずねる。


「25ページの大問1。話聞いとけ」


「ごめんなさい…」


話を聞いてなかった〝ごめんなさい〟じゃない。


本当に言いたい〝ごめんなさい〟はこんなことじゃない…。


「……っ」


モヤモヤして苦しい気持ちを抑えてノートをめくると、白紙だった。


そうだ。


昨日宿題なんかできる状態じゃなかった。


やってない。


恐る恐る先生を見上げると、やっと目が合った。


それだけで嬉しかったのに、すぐにふいっと反らされてしまった。