その萌え袖、見てるだけでイライラする。
「え…?あぁこのカーディガンおばあちゃんがサイズ間違えちゃって。ホントは私も嫌なんだよね。けど、せっかくおばあちゃんがくれたから」
「そ」
じゃ私はこれで、とボソボソしゃべって早足に立ち去る。
「あっ待って…!」
可愛らしい声が静かな廊下に響いた。
…イライラする。
「下の名前教えて?」
「……心友」
無愛想な私にも舞彩ちゃんはふんわり微笑んだ。
「私、篠原舞彩。よろしくね」
「…うん」
…なんだろ。
私この子苦手かもしれない。
なんか…イライラする。
すごく…ムカつく。
「え…?あぁこのカーディガンおばあちゃんがサイズ間違えちゃって。ホントは私も嫌なんだよね。けど、せっかくおばあちゃんがくれたから」
「そ」
じゃ私はこれで、とボソボソしゃべって早足に立ち去る。
「あっ待って…!」
可愛らしい声が静かな廊下に響いた。
…イライラする。
「下の名前教えて?」
「……心友」
無愛想な私にも舞彩ちゃんはふんわり微笑んだ。
「私、篠原舞彩。よろしくね」
「…うん」
…なんだろ。
私この子苦手かもしれない。
なんか…イライラする。
すごく…ムカつく。



