♥♥♥
というわけで、学校に到着。
一人で勉強するより先生が居た方が全然いい。
テスト前だから部活してるところもなく、校内はすごく静かだ。
いつもうるさく騒がしいこの高校では滅多にない静けさ。
自分の足音がやけに聞こえてきて、不気味さすらある。
…私がビビりなだけなんだけど。
旧校舎が遠いよー。
「ちょこちょこ天然だな」
「違いますよぉ」
階上からそんな声が聞こえてきて、私はお台場の影に身を隠す。
清水先生の声だ。
相手の女の子、誰だろ。
一宮先輩かな…。
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