私の願いが叶うのなら...

私『おっはよー。』
りん『おはよ』
あやか『朝から元気すぎるでしょ笑』
玲央『おっす』
私『昨日いい事あったからね!』
りん『えっ、何?』
私『なんと、彼氏が出来ました!』
玲央『えっ...。』
あやか『誰?めっちゃ気になる!』
私『私の一歳上の先輩なんだけど、めっちゃ優しくてかっこいい』
りん『彼氏、いいなぁー!』
あやか『てか、その先輩って柳 優先輩?』
私『えっ...。なんで分かったの?』
あやか『あの人有名だもん、イケメンなのにいつも一緒にいる女の子毎日違うから』
玲央『マジで!』
私『ホントに?私、告白されてノリで付き合っちゃった』
りん『バカ!紗桜気をつけなよ!』
私『うん、私別れる』
あやか『頑張りな!』
玲央『俺が付いてく』
私『皆、相談に乗ってくれてありがとう!』

・・・数時間後
私『あの、優先輩...。
別れてもらえませんか?』
優『なんで?』
私『先輩が女の子に手を出してるって聞いて』
優『あぁー。笑
なんだ、気づいた?』
私『どうせ、私の体が目的だったんですか?』
優『そうだけど?なんか文句ある?』

ドスッ
優『いってぇなぁー?』
玲央『悪いなぁー』
優『うわぁぁぁぁぁぁあ』
優先輩は玲央を見た途端に逃げ出した
玲央『あいつ、紗桜の体が目的とか、くそっ』
私『玲央、助けてくれてありがとう』
『じゃあ、急いでるから行くね!』
玲央『まて』
私『えっ。』
振り返った途端、玲央の唇とぶつかった
私『何して』
玲央『お前が好きだ!早く気づけよ。バカ』
私『実は私もね玲央が好き』
いつも俺様な彼が珍しく頬を赤く染めて耳元で『俺がお前を幸せにするから、覚悟しとけよ』
私『うん』


私はこの幸せな瞬間を忘れないように毎日笑顔でいられるようにと空にいる神様に願いをこめた
私『どうか、玲央と笑顔でいられますように』

これから何があるかわからないけれど
それを2人で乗り越えようと
私は心と神様と玲央に誓った。

私の願いが叶うのは何年先だろうか