黄昏が角度を変えて、調べを奏でている様な美しさをさらう空の色は、やがて訪れる満天の星空を期待して、今日、一人で下校した。
学級委員の務めは無事終わった。
彼女、出来るだけ速く「恋慕の情」を昇華出来るとボク的には嬉しい。伝えなかったが、ソレは面と向かって意識されると「彼女」を余計に落胆させると想ったから。
本当は彼女が『1番大切な人』という事実。
学級委員の務めは無事終わった。
彼女、出来るだけ速く「恋慕の情」を昇華出来るとボク的には嬉しい。伝えなかったが、ソレは面と向かって意識されると「彼女」を余計に落胆させると想ったから。
本当は彼女が『1番大切な人』という事実。

![【黒・中編・画】湖面に写る月の環[今昔擬人化小説]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/142243/nc0rrl7caz-thumb.jpg)

