告白されて、苦しむ彼女にとどめをさした酷いボクは、保健室に彼女をとどけ、さりげなく、その部屋から姿を消す。ボクが傷つけた彼女を保険医が慰めてくれると良いのだがと、人任せにする無責任さに苛々するも、彼女を想えば、泣きわめくのなら、ボクは席を外した方が良いと想えたからだ。

ボクは彼女を大切に想っていたから、彼女の最大級の好意を素直に「嬉しく」感じた。