だから言ったろう!
ハッキリと失恋して、彼の生活の中から消し去られてしまうくらいなら、1番になれるかもしれない親友のポジションの方が・・・

くぅ、泣ける。こころが泣ける。

でも「好き」なのは彼だけ。

だから、その想いつき「彼の生活からの完全な喪失」より良いと想いたかった。その時、彼が心配げに私の右手を掴み、何時の間にか握りしめていた。