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ふらっと、瑛一は何時もの光景を思い出してた。
此処は冬の遥の別荘で、スキー合宿の最中、遥が遭難。運よく瑛一に発見され避難中。
と、いう油断できない現状。
別荘に入る為に、割って入ったガラス窓から、雪風が彼等の体温を奪う。
容赦がない。
震える遥を見た瑛一は提案した。
「塗れたのを乾かした衣類を来て」
毛布か何かを被り、並んで座ろう。
ふらっと、瑛一は何時もの光景を思い出してた。
此処は冬の遥の別荘で、スキー合宿の最中、遥が遭難。運よく瑛一に発見され避難中。
と、いう油断できない現状。
別荘に入る為に、割って入ったガラス窓から、雪風が彼等の体温を奪う。
容赦がない。
震える遥を見た瑛一は提案した。
「塗れたのを乾かした衣類を来て」
毛布か何かを被り、並んで座ろう。

![【黒・中編・画】湖面に写る月の環[今昔擬人化小説]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/142243/nc0rrl7caz-thumb.jpg)

