今日も、明日も。


〜ご乗車ありがとうございます。この電車は○△行きです。次は□☆に停まります。〜


電車のアナウンスで目が覚めた。


『ふあぁ。寝すぎちゃったかな』


ちょっと体を動かしてみると肩に違和感が…。


「うわぁっ!」


違和感の正体は、、、

私の肩に、もたれかかって男の人が寝ていたのである。

よく見るとそれはそれはイケメンで…。


ってそんな場合じゃない‼

次の駅で降りないといけないのに。


どうしよう……。


とりあえず声をかけてみる。


「あの、すみません。私、次の駅で降りないといけないんですが」


………………………。



反応がないっ!
どうしよー。

体をゆすってみる。


「んッ」

お、起きた!?


「あの!」

すると、彼は今の状況に気付いたらしく慌てて

「ご、ごめん‼すっかり寝ちゃってた」


重かったよね?と彼は言った。


「いえッ」


まっすぐ見つめられて少し焦った。


あんなイケメンに見つめられることなんてこの先ないだろう。

今の1度きりの時間を大切にしよう…。


改めて見ると、
目はパッチリ二重で顔のバランスが完璧。


まさにイケメン!!