至「ああ、まあな。
颯に渡そうと思ってな、これ。」

颯「ん?何これ?」

至には似合わない
可愛らしい紙袋を僕に差し出す。

至「企画部の白咲が
昨日のお礼をって
わざわざ渡しに来たんだよ。」

至は昔から人の気持ちを
無下に扱う所がある。