ちょうど三神が隣に立ったときくらいに、岩岡は私にキスをした。

「んっ!んぁ!んんっ!」

三神と目があって、恥ずかしくって、顔が赤くなって、体がすこし熱かった。

「岩岡っ!!」三神

三神が岩岡を私から離した。

三神はしゃがんで、私の顔を除き混みながら、大丈夫?ときいてくる。

それに少し安心して涙が出てきた。

「うっうぅ…」

「なにしてんだよ!」三神

「お前より先に俺がキスして悔しいか?」岩岡

「っ!そういう問題じゃなくて!」三神

「そうだろ!早くキスしろよ。ラブラブしとけよ!じゃねーと俺がまた鷹羽さんにやるぞ!」岩岡

「は?」三神

「早くしろよ!」岩岡

土岐川と岩岡はしろよしろよコールを始めた。

起き上がろうとしている私を押し倒して、今度は三神が床どんの体制になった。

「ごめん」

そっと、謝ると三神は私にキスをした。

強引で、無理矢理のキスだったけれど、
とても優しいキスだった。