ダンスの後、友達に囲まれ質問攻めにあった。
しどろもどろになりながら、ゆう君を恋人だと紹介した。
いとこだとは一言も言わないで。
たくさんのテレと少しの後ろめたさ・・・。
ハロウィンの夜は、そんな思い出になった。
無事にパーティーが終わり・・・
それからが面倒な事態が起きた。
いや、私にとって幸運な申し出だったけど。
同じ寮やクラスの子に私の恋人(?)の存在が伝わると、気を利かせた友達から
「彼と会いたいでしょ?平日は講義があるから無理だろうけど、週末は毎週、泊まりに行っていいよ。寮母さんには、うまく言っておくから。」
と言われた。
私としては、とても嬉しい事だが、忙しいゆう君は迷惑だよね。
やっぱり実現できない方に賭けます!
「・・・留学ももうすぐ終わりだし、クリスマス前には日本に帰るから、友達とゆう君が会う事はもう無いと思う。だから、仕事で忙しいから会えないとかって適当に言っておくから気にしないで。」
『・・・』
パーティーが行われた次の週末。
学校での伊野君の私への態度を気にして、『あれからどうした?』とゆう君が電話をくれた。

