白衣の王子様の恋愛感 【番外編12月7日up】


電話をしてみる私はチャレンジャー。

「10月31日、ハロウィンのダンス・パーティーがるんだけど、これないよね。」

『無理。その日は、夕方から勉強会がある。』

即答、ですよね。

「そうだよね~。私も行かないかな・・・。」


断り続けても、当日会場で誘われたら、みんなの前で断りづらくなるかも。

伊野君に恥をかかせちゃうことになるし、そうなれば、みんなの同情の声が後押しして、断るも逃げるもできなくなるかも・・・。

楽しみだったけど、行かない判断は賢明だ。


『・・・アイツに誘われているか?』

「・・・うん。」

なぜかゆう君に送ってもらう所を、毎度、伊野君に見られてしまうのです。

そして、最近の伊野君はゆう君に対して、敵意の視線を送ってくる。

とっても面倒くさい状況だ。

行きたくない訳をゆう君だってわかっちゃうよね。



『好きになれないのか?』

「!!」



好きな人から、別な男の人の事を問われるなんて・・・。

辛い・・・。

ときどき、女の子の気持ちをわかってないゆう君に腹が立つ。



「そういうの、苦手だって知ってるくせに。」



つい恨みがましく言う。

すごく可愛くないよね。

わかっているけど・・・。


『・・・でも、その日は本当に無理だから。・・・気をつけろよ。』


「うん。わかってる。・・・寮の子たちいっぱい参加するし、それがみんなカップルになるとは思えないし・・・大丈夫だよ。」



がんばって明るく言った。









でも、その考えは、甘かった!