シャワーを浴びた後、大き目のシャツを1枚借りて着る。
大きな外国仕様の冷蔵庫からミネラルウォーターを1本頂く。
窓の側の1人がけの椅子に座って、庭を見ながら一口ゴクリと飲む。
身体に染み渡る水分に喉がカラカラだったことを知る。
ゆう君はここで1年以上も1人で暮らしているんだなあ。
1人とは限らないか・・・。
もしかして、彼女がいるかも。
でも、今の所、車にも、クローゼットにも、バスルームにも、女の人の物は無かったと思う。
今は彼女がいないのかも、と自分の都合が良い方に考える。
ガチャ。
扉が開く音がして、そちらを向けば、ゆう君があくびをしながら近づいて来た。
私が飲んでいるミネラルウォーターのペットボトルを取り上げ、ゴクゴクと飲み干す。
上下する喉を下から見るのは、心臓に悪いくらいカッコイイ。

