白衣の王子様の恋愛感 【番外編12月7日up】

急に背中がホンワリと温かくなる。

それと同時に、後ろからお腹の辺りに腕をまわされ、圧迫感を感じた。

ふいに、ゆう君のいつも使っているボディソープの香りが、私を包んだ。


「甘い、いい香りで起こされた。何、作った?」


ゆう君がキッチンに来た事を、後ろから抱きしめられるまで気がつかなかった。

意外にこのボディソープって香りが長持ちなんだなあ。

寝る前に浴びたシャワーは3時間も前のはず。

そんな事を頭の片隅で考えた。

でも、この香りと温度に、寂しく沈んでいた心が温められる。