「なあ、タカちゃん。もうケーキ予約しちゃった?」 次の日、学校の駐輪所で豊丸に捕まった。 「何だよ急に」 「予約しちゃった?」 「誕生日ケーキの事か?まだだけど……」 豊丸の目がキラッと光った。 「あのさー、それさあ、俺が作ってもいい?」 「えー、やだっ」 「何でえ!?」