そして、ひとしきり騒いだ後、 「さて、それで本題に入るけど。 ……さっき俺の言ったテミスは、 慢性的な人手不足に陥ってるんだ」 「えっ……だってさっき国際組織だって……」 「少数で世界に散らばってんだよ。 それに犯罪が多すぎて、対応が間に合わねえの。 募集を公にも出来ねえし…… まあ、こんなふうに、 いても存在が把握出来ない人ってのもいるからさあ……」 「………ハッ」 エリアルが失笑した。 やけに、意地悪く聞こえた。