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12時

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「爽、お昼、行こ!」

物言いたげな真由が、誘ってくる。

「はぁぁぁぁ…
逃げるのはなし?」

「なし!」

「仕方がないなぁ…」

私は、お弁当を持って立ち上がった。

社食に行くと、私は注目の的で、みんなに取り囲まれてしまった。

「で? どういうこと?」

「………
部長と付き合ってる。」

私は諦めて言った。

「おぉ〜!!」

意味の分からない歓声が上がる。

「いつから?」

「先々週の金曜日だったかな?」

「どっちから、言ったの?」

「もう、いいじゃん。
恥ずかしいから、そんなに根ほり葉ほり
聞かないでよ〜。」