「…見つかったら…」 「ここにいたって変わらないよ。…戦って片方が死ぬまで終わらない。…つまり負けたら死ぬってことなんだ。そんな場所で生き残れる保証なんてないだろ…」 「…」 「実は俺の他に仲間が2人居て計画たててるんだがもう1人くらい欲しいところなんだ。お前はこんな所で生きたいか?もし嫌なら…一緒にこないか?」 俺は無理だ、と思ったけれど差し伸べられたその手を握り返してしまった。…きっと期待…してしまっていたのだろう。