"……次の仕事持ってくるまでは待機だ" 寂しい…。仕事がないときでもすごく幸せな時間だった。なんでもない時間でもあっという間だった。 それが今じゃ、いつも温かかった布団を被ってもすごく寒い。いつもあった敦の左肩はなく、ただ寒くてうずくまることしかできない。 俺にとっては敦だけが大切な人だった。だから心にポッカリ穴が空いたみたい 真輝「……敦…っ」