真田「なんで…っ…」


やっぱり、母さんに何かあったんじゃ……!!


真田「ーっ!!クソッ!!!」


俺は家を飛び出した。





なにか手がかりがあるわけじゃねぇ。…それ以前に、母さんに何かあったなんて根拠もねぇ。……だけど、それでも俺は、飛び出さなきゃいけなかった。



真田「……はっ……はぁっ」



足を止めずにただただ走った。…至るところに探しに行き、何時間もがむしゃらに走った。



真田「……どこにもっ……いねぇ!……はぁ……」



なんで。



真田「……本当に……あいつらの…仕業なわけ……」













「せーかいっ」






この声っ!!!







ーガンっ!!!!ー



真田「カハッー!」




クソッ……