修「美月、着れたか?」
美「い、一応…」
なんか不安になってきた…。大丈夫だよね?修也の見立てだもん。うん。多分、大丈夫でしょ!
ーシャー
と試着室のカーテンを開けた。
予想通り目の前には修也しかいなかった。
美「みんな飽きてきてるじゃん」
となんだか笑いが込上げる。
美「あ、修也。どうかな?…」
私はその場でクルッと回ってみた。
美「……修也?」
修也はなぜかなにもいわない。
美「えっと、ごめん。…やっぱ私じゃ似合わな…」
修「可愛い」
美「へっ?」
修「っ?!…あ、いや!違っ!…いや違くはないけどっ!!」
修也は顔を赤くしてあたふたしてる。
美「あ、えっと…」
修「…ごめん。…めっちゃ似合ってる。…し、可愛い、と思います」
真っ赤な顔でカチコチな喋り方の修也を見てたら私にもなんだか緊張がうつってきた。
美「…あ、ありがとうございます」
修「……やっぱり、赤のイメージだけど、そういう色も似合うと思った」
美「…そ、そうかな」
修「ん。可愛い」
カァァ…と顔が火照っていくのがわかる。可愛い、なんて普段言われないしそういう格好もしないからすごい恥ずかしい。
修也も1回口から出て吹っ切れたのか何回も言うし…
それに、金でも赤でもない、この色を選んでくれたことが嬉しい。

